大学生になって、親元から離れて一人暮らしを始める人は多いと思います。
家で料理をしていた人ならいいですが、
一人暮らしを始めてまず戸惑うのが日々の食事と、その食費です。
3食を全て出来合いのお弁当や外食していると、1ヶ月で5万円を超えてきます。
ひと月の仕送りが限られている中で、食費の割合が多いのは致命的です。
とは言え、はじめての一人暮らしで食費の割合がどれくらいなのか、
どうやって食費を抑えていくのか、わからないこともあると思います。
ここでは一般的な一人暮らしの大学生の食費についてご紹介します。
一般的な大学生で一人暮らしの食費
全国大学生活協同組合連合会(通称 大学生協)でのアンケートでは、
一人暮らしをしている大学生のひと月あたりの食費は平均で24,480円だそうです。
これは、1日あたりにすると816円になります。
大学生の平均収入は、仕送りやバイトを合わせて120,820円なので、
だいたい収入の2割程度にはなります。
これは自炊をしないとなかなか達成できない値ですので、多くの大学生が自炊をしていると言えるのでは無いでしょうか。
大学生で一人暮らしの1ヶ月の食費例(経験談)
かく言う私も、大学生のころの食費は先ほど述べた平均くらいでした。
ここでは、私の食費の例を述べていきたいと思いますが、
女性であり食事量が少なめなこと、お酒は飲み会だけ、
親からの救援物資があったこともあり、参考までにしてください。
まず、私の場合、親戚がお米を作っていたので、主食はタダでした。これは一人暮らしの大学生にとって非常に大事です^^;
そのため、お米を中心に献立を考えていきました。
朝ごはんは、「ご飯と味噌汁」など自炊していました。
昼ごはんは、お弁当を作って行った時もありますし、
友達に付き合ってお弁当を買いに行ったり、外食したりしていました。
とはいえ、お互い大学生なので、800円を超えるようなことはありませんでした。
お弁当を買うなら500円未満。コンビニでも300円程度になるようにし、
お茶などは持参して、飲み物は買わないようにはしていました。(飲み物って結構高いので・・・)
学食を利用する際も、300円台にしていました。
夕飯ですが、スーパーでは夕方になると惣菜が半額になるので、それを利用してました。
なるべく多めの惣菜を買って、翌日のお弁当に分けておいたり、お弁当用に小分けにして冷凍してもいました。
私の場合は、まとめ買いをすると余らせることが多かったので、使う分だけを買うようにしていました。
ひと月の食費は最も多い時でも3万円程度(飲み会込み)で、大体は20,000円くらいではありました。
大学生で一人暮らしの食費がかさむ原因
一人暮らしの大学生で食費がかさむ原因は、やはり外食です。
特に付き合いなどで外食をしている人はかなり高額になっています。
あと、有機野菜や国産の肉しか買わない、
という食に対するポリシーを持っている人もいるようですが、
たいていは自炊を心がけるだけで食費は抑えられます。
大学生で一人暮らしの食費を抑えるポイント
大学生活の中では、テストやサークル活動が忙しくて自炊ができない時期もありますし、
付き合いが立て込む年末はどうしても食費がかさんできます。
そういう場合は制限しないと、どんどん使っていってしまうので、
私の場合は「1日に使えるのは1000円まで」と決めていました。
さらに、3ヶ月や半年など、長期を見据えて調整するようにしていました。
一人暮らしをしていて、食費を抑えるように努力している人たちは、
スーパーでどういう食材が安くなっているかをチェックして、まとめ買いをしていましたが、私にはできませんでした。
曜日ごとで安くなる冷凍食品などもあったので、最寄りのスーパーをチェックするといいと思います。
なお、私が食費を抑えるメリットと考えるのは、
食べる量を抑えられるので、健康的な食生活になりやすいことです。
大学生といっても、体はすでに一人前の大人です。
なので、暴飲暴食すれば20代前半でも脂肪肝になります。
脂肪肝と言われた私の同級生はバリバリのスポーツ系サークルで、
あまり太ってもいませんでしたが、
外食やコンビニやスーパーの弁当が多かったのです。
大学生の一人暮らしは、自身の健康管理の訓練にもなります。
食費を抑える食材
大学生の時に食費を抑えるために買っていた食材として、「卵」と「もやし」があります。
安くて栄養があり、腹持ちのいい、これらと余った食材を合わせていた記憶があります。
そして、よくお世話になったのが、マルチビタミンなどのサプリメントです。
食事摂取が少なくなったり、栄養バランスが崩れてしまうことがあるので、
サプリメント系で整えるようにしていました。
最近は安全で安いサプリメントもあるので、栄養バランスが気になる人は頼ってもいいと思います。
大学生の一人暮らしの食費:おわりに
社会人になると、大学生の時よりも食費がかかります。
でも、大学生の時の経験もあるので、
どういうところにお金がかかっているのかがわかり、セーブすることができます。
好きなものを好きなだけ食べる生活も魅力ですが、
食費を抑えたり、自炊を心がけることも大学生ならではの経験と思います。
食費を抑えたいなという人は、まずは1日幾らで自分が生活できるか把握することから始めてみてください。
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