現代は、体力作り・ダイエット・ストレス発散に良いということもあり、
プールで泳ぐ方が結構いらっしゃいますね。
水泳はさまざまな効果があり、それほど激しいスポーツでもないですし、
興味や機会があれば、是非おすすめしたいスポーツです。
しかし、視力の悪い人がプールで泳ぐとなると、
眼鏡をつけたままでは無理ですし、
かといってコンタクトをすれば良いというものでもなさそうですよね。
プールにコンタクトは大丈夫なのか、ゴーグルなしの場合はどうすれば良いのか、などについてまとめました。
プールでのコンタクトは大丈夫?
コンタクトを装着したままプールに入ることについては、
プールの水とコンタクトについて、ちゃんと知っておかなければいけませんよね。
そもそも、プールの水には消毒のために塩素が加えられています。
学校のプールは、学校保健安全法によって、
塩素濃度0.4~1.0mg/Lを保つことになっているのです。
一般のプールは法律ではありませんが、
厚生労働省から衛生基準が定められており、
各自治体により、この基準に沿った条例が作られていることが多いです。
そして、特にプールの水が水道水に比べて、塩素濃度が高いというわけでもないという話です。
一方コンタクトについてですが、
コンタクトは、涙を吸収して形を保持しているため、
吸水率が高く、水中の不純物が眼に入れやすい状態なので、
眼の炎症や病気を引き起こす危険があります。
そして、水の抵抗を受けることでコンタクトが外れ、
失くしてしまうことも考えられます。
結論としては、プールの中でのコンタクトの使用はおすすめできません。
しかし,どうしてもコンタクトを付ける場合は、
使用後にすぐに処分できて、
衛生的な使い捨てタイプのコンタクトレンズを使用するのが良いですよ。
プールでのコンタクト、ゴーグルあり・ゴーグルなしの場合は?
というわけで、衛生面や安全面からみても、
コンタクトより度の入ったスイミングゴーグルが、おすすめということになります。
スイミングゴーグルの度数は-1.50~-8.00と強度数にも対応していて、
片目ずつ合わせるため、左右で視力が違っても対応が可能です。
製品技術の発展には驚かされますね。
度が入ったゴーグルを使用することで、
眼も良く見えるし衛生的でもあるし、これで安心して泳ぐことができます。
今では、オンラインショップで簡単に購入できるというのが、本当に便利で嬉しいことです。
ゴーグルに関して気を付けることは、
飛び込みをする場合に、外さなければいけないということです。
その他、見た目ではありますが、
プールサイドでゴーグルを付けたままでいるのは、少し違和感ありますよね。
だからといって外すと見えなくなりますし、ちょっと困りますね。
他にも、度付きゴーグルが使えないという場合もあります。
そういう時は、使い捨てのワンデイコンタクトレンズを使うといいですよ。
ただし、使ったら早めに外して捨てることを忘れないでください。
泳いでいる時、水中に落としたり、眼自体へのダメージが気になったりしますが、
一回だけの使用なので、リスクは抑えることができます。
顔を水につけない人も,コンタクトする場合は注意しましょう。
顔を水に付けなくても、少量のプールの水がいつのまにか眼に入ってしまうものです。
万が一、コンタクトをしていて眼に異常があったら、早めに病院に行きましょう。
度付きゴーグルを使用していても、何か違和感を感じるようであれば、病院で診てもらいましょう。
当たり前ですが、度付きゴーグルの見え方は普通のゴーグルとは違い、
遠くがはっきりと良く見えます。
普通のゴーグルは25m先にもなると、ぼやけて見えますが、
度付きゴーグルならそれらがハッキリと見えることから、視力の悪い人には一番おすすめだと言えます。
水中での見え方についても、とてもクリアに見えるということです。
前方の壁が見えないと距離が把握できず、
ターンの際もタイミングを間違えて、壁を蹴れないということもありますからね。
視力が悪い人・コンタクトレンズ使いの人はプールでどうすれば良い?
ところで、度付きレンズ推奨視力というものをご存知でしたか?
視力0.2以下の人は、視界がぼやけて周囲が確認しにくいため、度付きレンズ推奨視力にあたります。
見えないのを無理していると、思わぬ事故にもなりかねません。
度付きゴーグル購入を視野に入れられることが、水泳を長く続けるためにも必要なことだと思います。
ただ、プールの水に顔をつけることはないという人もいらっしゃると思いますし、
健康のためにプールで歩くという場合もあると思います。
歩行者だけが使えるレーンなど、
利用方法によって分かれているようなプールであれば、
普段から慣れている眼鏡を使用しても良いのではないかと私個人的には思います。
水泳は、心と体にとって色々なメリットがあります。
1つ目には、水泳をすることにより全身運動をしますので、筋力アップにつながります。
運動不足と言われる現代では、
無理のない範囲で運動する機会を持つことが大切なのでしょう。
全身をバランスよく使うことができる水泳は、全身の筋力を鍛えてくれます。
2つ目のメリットとして、水泳は足や腰に不安がある人も行いやすいということです。
水の力によって、体に負担がかかりにくくなるので、
痛みなどが軽減し動きやすくなり、効果的です。
しかも、水泳はカロリーを消費する運動として、脂肪の燃焼にもつながります。
次に3つ目のメリットは、小さい子供をお持ちの家庭で、
よく聞く病気の喘息に良いということです。
水泳は喘息の発作が起こりにくい運動なので、喘息のお子さんに水泳をすすめるお医者さんもいます。
喘息であっても、体を鍛えることは必要ですので、
水泳を続けているうちに、喘息が改善したという例も多く見られています。
水泳を始めたきっかけが喘息だったという競泳の選手もたくさんいますしね。
そして4つ目のメリットとして,気持ちの問題ではありますが、水に入ることでリラックスする、ということです。
水の中では聞こえる音が少なくなり、浮力の効果で体が軽くなるので、脳がリラックスして安心すると言われています。
プールでのコンタクトは大丈夫か?ゴーグルなしの場合は:まとめ
水泳の魅力を語っていたら、私もなんだかプールで運動してみたいと思ってきました。
私が暮らしている市では、この春に市営の温水プールが使用開始になります。
視力が悪く、普段眼鏡をかけている私も、
プールに行くとなると,やはり度付きゴーグル購入も検討しなければと思います。
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