長期保存できる野菜の一つである玉ねぎ。
まとめ買いしたり、知り合いから大量にもらったりすることがありますよね。
そんなとき、どうやって保存するのがいいのでしょうか?
ここでは、玉ねぎに適したキッチン内の保存場所や、保存する際の方法についてご紹介します!
玉ねぎの保存場所と保存方法・期間:キッチンで最適なのは
玉ねぎは湿気を嫌いますので、キッチンの中でも風通しのよいところに置いておきましょう。
風通しのよい場所がないという場合は、冷蔵庫に新聞紙にくるんだ状態で入れておきましょう。
玉ねぎの保存場所と保存方法・期間:常温の場合
玉ねぎを常温で保存する場合、ネットやストッキングに入れてつるすことをおすすめします!
皮が付いたままの玉ねぎを入れて、結び目をつくる。これを繰り返すだけです。
そうすると玉ねぎが重なり合わなくなって湿気を逃がすことができ、長持ちします。
みかんが入っているネットや伝線してしまったストッキングを使えばお金もかからず、経済的ですね!
玉ねぎをつるす場所がないという場合は、段ボールやかごに入れて保存するという方法もあります。
その際は玉ねぎを1つ1つ新聞紙でくるみ、隙間を開けて置いておいてくださいね。
もし腐り始めている玉ねぎを発見したら、すぐに取り除きましょう。
放っておくと周りの玉ねぎにまで伝染してしまいます。
また、新聞紙が湿気を吸ってやわらかくなってきたら、新しいものと取り換えましょう。
玉ねぎの保存場所と保存方法・期間:冷蔵庫の場合
外に玉ねぎを置いておくスペースがないという場合は、冷蔵庫で保存するのがよいでしょう。
段ボールや箱に入れるときと同様に、1つ1つ新聞紙にくるんで保存します。
野菜室に入れてもいいのですが、野菜室の湿度は90%ほどと高いので
こまめに状態をチェックしてください。
半分に切ってカットした玉ねぎに関しても、ラップで包んで冷蔵庫で保存しましょう。
切り口から乾燥して劣化が進んでいくので、早めに使い切ることをおすすめします。
こちらもご参考に↓
切ってスライスした玉ねぎに関しては、ジップ付きの保存袋やタッパーに入れて密閉して保存しましょう。
玉ねぎの保存場所と保存方法・期間:冷凍庫の場合
玉ねぎを冷凍保存する場合は、みじん切りもしくはスライスしたものをジップ付きの保存袋に入れて保存しましょう。
その際、平らになるように入れておくと、使いたい分だけ折って使えるので便利です。
こうすると1か月ほど日持ちするのも、うれしいポイントですね!
使う際には、凍ったままの状態で調理しましょう。
凍らせることで細胞が破壊され、水分が抜けるので火が通りやすく、あめ色玉ねぎを簡単に作ることができます。
玉ねぎの保存場所と保存方法・期間:夏はどうする?
むしむしする日本の夏。
玉ねぎにとっては、危険な環境です・・・!
常温で保存するのは危ないので、冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。
保存のやり方は、上で書いたとおりです。
冷蔵庫にスペースがない!という場合は、エアコンの除湿機能を使うのもおすすめです。
玉ねぎの保存場所と保存方法・期間:農家はどうしてる?
大量の玉ねぎを栽培し、管理している農家の人々は、いったいどうやって玉ねぎを保存しているのでしょうか?
「玉ねぎ小屋」というものを目にしたことはありますか?
農家の方は、した玉ねぎを小屋につるします。これは、玉ねぎを乾燥させるためです。
やはりつるして乾燥させるのが、玉ねぎの保管には適しているということですね。
しかし、大量の玉ねぎをつるしていく作業は、非常に重労働です。
そこで、現在は農家でも玉ねぎを冷蔵保存しています。注意しなければならないのは、やはり除湿です。
農家で使われている大型冷蔵庫では、温度や湿度が厳密に管理されています。
家庭の冷蔵庫では、そこまでの管理ができないので、新聞紙でくるむなどの工夫が必要なわけです。
また、農家では玉ねぎをコンテナに入れています。
コンテナには複数の穴が開いており、玉ねぎの湿気を逃がしてくれます。家庭の場合は買い物かごなどでも代用できます。
そして、コンテナの下にはパレットと呼ばれる下敷きが敷いてあります。
こちらはホームセンターで購入できますし、すのこで代用してもよいでしょう。
もし外に置いておくならば、雨に濡れないように注意してくださいね。
玉ねぎの保存場所と保存方法:まとめ
- 玉ねぎは風通しの良いところで保存する。
- 常温の場合はつるすかかごに入れる。
- 冷蔵庫の場合は1つ1つ新聞紙でくるむ。
- カットしたものはラップやジップ付き保存袋で密閉する。
- 冷凍庫の場合は平らになるように袋に入れ、加熱調理に使用する。
- 夏場は湿気に特に注意する。
いかがでしたか?
様々な料理に使うことのできる玉ねぎ。
もともと長期保存できる野菜ですが、保存方法によってさらに長く保存することができます。
まとめ買いした時や大量にもらった時に捨てることなく、おいしい状態で玉ねぎを使い切るために、こちらで紹介した方法を試してみてくださいね。
玉ねぎを切った後の保存については、こちらをご参考にどうぞ↑
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