お盆の落雁いつまで飾る?おいしく頂く方法&お供物・お飾りの意味!

お盆の落雁いつまで飾る?おいしく頂く方法&お供物・お飾りの意味!お盆
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お盆のお供えのお菓子と聞かれて、落雁を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

確かに、お盆の時期になるとスーパーの食料品売り場などでもよく見かけますよね。

 

落雁はさらっとした口溶けと奥行きのある上品な甘さがたまらない、日本の伝統和菓子です。

米や大麦、豆や蕎麦、栗等などの穀粉に、砂糖や水飴、少量の水を加えて木型に詰めて抜き取り、加熱乾燥させて作ります。

しかし、砂糖のぼそぼそとした感じが苦手という方も多いようです。私もそうだったりしますが・・・。

でも、なぜお盆に落雁をお供えするのでしょうか。お盆に飾る意味はなにがあるのでしょうか。

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お盆の落雁や飾りをいつからいつまで飾るべきか

 

お盆の時期は、地域によって異なります。

全国的には8月の中旬、13日に始まって16日に終わるところが多いと思いますが、

東京や神奈川の一部の地域などでは、7月の中旬にお盆を行います。

 

そのためか、お供えの仕方・飾り方も地域によって違いがあるようです。

大きな仏壇のあるお宅なら、仏壇の中段にお菓子や果物を飾りますが、

仏壇の前に座卓を置いてお供え物を並べる盆棚を設ける場合もあります。

 

どこのお宅でもだいたい12日か、遅くとも13日の朝までに盆棚を用意し、

お供え物を並べますよね。

13日にご先祖様の霊をお迎えして、16日にはお帰りになります。

 

盆棚を片付けるのは明けて17日ということになるでしょう。

そのため落雁をお供えする期間は、12日か13日から17日までということになります。

もっと前から盆棚の飾りつけを行う地域もありますが、

片付けるのは17日というところが多いです。

 

お盆の落雁はいつまでに食すべき?美味しく頂く方法は?

 

ところで、お供えしたあとの落雁はどうしていますか?

仏様にお供えしたものなので、できれば家族でいただいたほうが供養にはなります。

しかし、砂糖でできた落雁は、最近の甘さ控えめのお菓子と比べると甘さが強く、

食べたくないという方も多いようです。

 

一般的にはそこまで美味しいというイメージを持たれていないのではないでしょうか。

私も初めて食べた時は、口の中がパサパサして

喉に詰まる感じで、正直おいしいとは思いませんでした。

 

そのため、食べ方をいろいろ工夫している人もいるようです。

手軽でおすすめなのが、コーヒーや紅茶、

甘酒や生姜湯などの飲み物に入れることです。

砂糖代わりになります。

また、水に溶けるととろみが出るので、料理をする時に片栗粉の代わりになります。

クッキーやホットケーキを作る時にも使えますよ。

 

お盆の落雁が食べずに捨てたほうがいい?

 

数日間、仏壇や盆棚に置いておいたものなので、

食べるには抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。

また、食べる目的では無く、あくまで飾りとして使うために買ったという人もいるはずです。

 

お供え物は、無理に食べる必要はありません。

どうしても食べたくない時には。処分してもよいでしょう。

お盆に落雁を飾る意味

 

では、その落雁がはぜお盆に供えられるようになったのでしょうか。

落雁は甘いだけでなく、見た目にも美しいお菓子です。

しかし、落雁をお供えする理由は、単に美しいからということではありません。

 

明確なところは定かではありませんが、昔は砂糖が非情に貴重であったこと、

日持ちする菓子であったことが大きな理由であると考えられています。

お盆は、ご先祖様の霊をお迎えして一緒に過ごす大切な行事です。

 

お供え物は、ご先祖様をもてなすために用意します。

昔は、砂糖をふんだんに使ったお菓子は大変贅沢な品物でした。

普段めったに口にすることができない砂糖菓子である落雁は、

庶民にとって最上級のおもてなしだったのです。

 

また、落雁が日持ちするお菓子であることも重要なポイントです。

昔は今のように冷房設備がなかったため、気温が高いお盆の時期は、

生花は暑さに負けてすぐしおれてしまいました。

餅や団子なども、長い時間お供えしておくことはできません。

しかし乾燥した干菓子(ひがし)である落雁なら、暑い季節でもお供えしておくことができます。

 

貴重な甘いものであり、日持ちもするし見た目もきれいであるところから、

落雁はお盆のお供えのお菓子として長年選ばれ続けてきたのです。

甘いお菓子と同様に、果物もお供えとしてよく用いられます。

砂糖が貴重だった時代は、甘いものとして果物をお供えすることが多かったのです。

しかし、果物のお供えも暑さのため傷みやすくなりました。

そこで、果物の形をした落雁をお供えするようになったのです。

 

お盆以外で日常的に落雁をお供えするのはおかしい?

 

落雁には、いろいろな形があります。落雁は、干菓子のひとつでお茶会で使われたり

不祝儀やお祝いにも使われます。

そのため、用途にあわせたいろいろな形や色があります。

蓮の花などはお盆にはスーパーにも出ますが、

需要のない季節には見かけません。

 

お盆以外でも落雁をお供えするのはもちろんいいと思いますが、

日持ちをするその季節に合うお供え物もいいのではないでしょうか。

 

お盆の落雁について

 

落雁というお菓子は全国にたくさん存在します。

日本三銘菓といわれる石川県金沢市の菓子司・森八の「長生殿」は長方形の薄い板状です。

同じく日本三銘菓のひとつ、新潟県長岡市の越乃雪本舗大和屋で

長く作られている「越乃雪」も四角形です。

愛知県名古屋市の有名店・両口屋是清の人気菓子「二人静」は紅白の半球形をしています。

 

お盆時期になると仏壇に置かれているのを目にしますが、

よく見かけるのが、蓮の花の形をした落雁ですよね。

蓮の花を上から見た状態を、そのままかたどって

ピンクや黄色など鮮やかな色のものも多く、仏前が華やぎます。

 

仏教では、蓮の花は仏様の花と考えられています。

蓮の花をかたどった台に座っている仏像が多いことからも、

仏様と蓮の花の深い関わりを垣間見ることができます。

 

蓮の花と同様に、果物の形をした落雁もお盆の時期によく見かけます。

桃・ぶどう・いちご・バナナなど、

様々な果物の形をした落雁の詰め合わせたなどは、

お盆のお供えとして大変人気があります。

果物の他にも、なす・きゅうり・かぼちゃなど、

お盆を象徴する野菜をかたどった落雁も人気があります。

 

お盆の落雁はいつまで?:まとめ

 

以上、お盆の落雁についてでした。

仏壇へのお供え物には、特にルールはありません。

しかし、日々の感謝などの気持ちを込めて、仏さまにお供えをしたいものですね。

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