(上記の画像はイメージです)
春になるとよく耳にするのが、桜前線という言葉。
桜は品種によって、開花時期や満開時期がちがうので日本各地で桜を楽しむことが出来ます。
近頃は、「花見」は日本を訪れる海外の観光客の来日目的になったりしていて、「花見」自体も日本の風物詩となってきています。
日本各地、お花見の人気のスポットとしての場所があって、毎年多くの人たちが、桜を見に訪れますね。
私の住む地域の近くの桜のキレイな場所として、信夫山公園の桜のお花見のライトアップや屋台・混雑状況や場所取り、穴場スポットや駐車場などについてご紹介します。
信夫山公園の桜のお花見:基本情報
信夫山について
①福島県の福島市の中心に位置していて、標高275mのあまり高くない山
(福島県の各地域を代表する各山を選定したうつくしま百名山のひとつ)
②有名なところだと、となりのトトロの主題歌の「さんぽみち」の詩のモデルとなった山でもあり、
作詞家が子どもの頃に信夫山で遊んだ記憶を元に、詩を書いたと言われています。
③信夫山は山岳信仰のスポット的な山で、岩谷観音、黒沼神社、護国神社があります。
また、山頂あたりに羽黒神社もあり、毎年(旧暦正月14日)2月10日、11日にかけて信夫山暁まいりというお祭りがあります。多くの市民が参拝します。
地元では、カップルで暁まいりを3年間続けて行くと、恋愛成就すると言われています。
詳しい情報や写真、周辺宿などについては、こちらに書いてあります→ 信夫山公園
所在地
福島県福島市駒山1
アクセス
公共交通機関
車以外で信夫山公園に桜のお花見にくる場合は、JR福島駅から徒歩20分くらいかかります。
市内バスの場合でも、JR福島駅から市内循環バスで約10分、「福島テレビ前」下車徒歩10分
いずれの場合もすぐ近くまでの乗車ではないので、歩くことを覚悟しておく必要が…。
タクシーの場合だと、少しの代金で来ることが出来ます。
車
車の場合は、東北自動車道福島西ICから国道115号・4号・13号経由で約20分。東北自動車道飯坂ICから、国道13号経由で約15分です。
駐車場については、後の見出しに記載していますので、ぜひご参考に。
桜の見頃
福島だと4月の上旬に開花することが多いです。(毎年、4月10日前後。ただし、年によって変わります。)
桜の見頃としては、例年4月上旬〜中旬となります。
信夫山公園の桜のお花見の駐車場情報
普段から無料の駐車場がありますが、桜のお花見の時期になると、信夫山公園にはさらに特設の駐車場が設けられます。
例年だと、福島市の職安近くにつくられます。
また、公園に続く坂道の途中に数台停めることが出来る駐車場もあります。
混雑する時期だと車を停めるのに数十分待つことになるので、待つ時間も予定の時間の中に組み込んでおく必要がありますね。
特に夜桜のライトアップの開始時刻あたりだと、駐車場がかなり込み合います。(18:00~23:00)
駐車場の数に限りがあるので、ライトアップ開始時刻の30分前くらいに来るとスムーズに駐車できますよ。
信夫山公園の桜のお花見の混雑状況
信夫山公園には標本木があり、桜の開花宣言されたばかりの頃だと、パラパラとしか桜の花は咲いてないので、花を楽しむ人たちもまばらです。
満開時期になると、公園の広場あたりは、たくさんの人で混雑します。
また、開花して間もない時期でも、近くの高校などが授業の一環で花見に訪れるので少し混み合うかもしれないです。
特に、花見茶屋あたりは多くの人たちで賑わいます。生ビールややきとりなどの販売もしているので、大人に人気です。茶屋内は、たくさんのメニューがあります。
茶屋の前には、長テーブルとパイプ椅子も準備されているので、屋台で買った食べ物をその場所で食べることが出来ます。
信夫山公園の桜のお花見の場所取りは?
護国神社付近に開けた公園があり、花見の時期になるとその場所に花見茶屋が建てられます。
建物の中は座敷になっていて、たくさんの人が入ることが出来ます。予約をして席をとることが出来ます。
また、公園敷地内の桜の木の下などに、シートなどを置いて場所取りをすることが出来ます。
(日中も、夜も場所取りOKです。)
屋台のお店もたくさん並ぶので、大人から子どもまで楽しむめます。
公園には大噴水があり、若者やカップルなどは噴水近くのベンチに座って花見をしているのも近年の傾向です。
茶屋を少し下ったところに開けたところがあり、その場所だと比較的場所取りが出来ます。
6時前後だったら場所取りしやすいですよ。
信夫山公園の桜のお花見のトイレ情報
桜のお花見をする時にお酒を飲んだり、ジュースを飲んだりすると気になるのがトイレ。
信夫山公園にはいくつかのトイレがあるので、心配はないでしょう。
茶屋の近くに1ヶ所、坂道を登ってくる途中に1ヶ所。その他にもあります。
信夫山公園の桜のお花見の見所はライトアップと・・・
信夫山公園の桜のお花見の見所といえば、たくさんの桜の花が咲き乱れるところではないでしょうか。
標本木となっているソメイヨシノの他に、数種類の桜の花も咲きます。
護国神社の境内にも桜が植えられていて、神社の社殿と桜の花のコントラストはとてもキレイでインスタ映えするかも。
所々、桜の木の下からライトをあててライトアップしているので、桜の花びら一枚、一枚がとてもキレイに見えます。
大噴水のところもライトアップされ、水が噴き出す際は、桜の花びらと水、光が一体になってとてもキレイです。
ただし開花と同時に桜祭りが始まるので、夜桜見物だと茶屋周辺が混雑します。
ライトアップされた、夜桜もとても美しいですが、日中の良く晴れた日の桜もキレイです。
福島市を一望できる展望台から桜越しに眼下を見下ろすのも、また最高な花見ではないでしょうか。
第2展望台には、子ども連れにもうれしい場所があります。大型遊具やウォールクライミングができる場所があり、家族や友人と花見をする際に利用することが出来ます。
福島市には、信夫山の他にも春になると、たくさんの人が訪れる場所があります。その1つに「花見山」というところがあります。
花見山は、日本を代表する写真家だった、故秋山庄太郎氏が『桃源郷』と呼び、毎年訪れていた花の名所です。
ロウバイ、マンサク、レンギョウ、ハナモモ等々、美しい花が咲き誇ります。
3月のウメから始まり、4月の桜、ハナモモの開花時期は花見山がたくさんの花でいっぱいになります。
花見山公園は私有地で、花農家の人が花々を育て上げて、現在のような公園にし、無料で解放しました。
地域の人たちの協力で道も整備されて、大型のバスやマイカーの乗り入れも出来るようになっています。また、高速道路からの道案内もされています。
信夫山公園の桜のお花見:まとめ
福島県は、東日本大震災以降、信夫山や花見山の花見客や観光客が減った時期もありました。
ですが、現在は除染もしっかり行われているので、観光客も戻ってきているといいます。
福島県には、『信夫山、花見山、三春の滝桜、富岡の夜ノ森の桜』など有名な桜の名所がたくさんあります。
春の桜から始まり、桃の花、リンゴの花など次々と花が咲きます。赤や黄色、ピンクに白と色とりどりの、山や畑にに色を変えます。
桜の咲く頃を待ち遠しく、今年は、どんな風に桜の時期を迎えられるのか楽しみです。
今年もまた春の風物詩の花見を楽しみたいと思います。
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