神輿を担ぐ意味や歴史を簡単にわかりやすくご紹介!祭り前必見の知識

神輿を担ぐ意味や歴史を簡単にわかりやすくご紹介!祭り前必見の知識お祭り
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夏や秋にかけて、日本では祭りの季節になります。

だんだんと担ぎ手がいなくなってきたのか、少なくはなっているようですが、

神輿を担ぐ伝統を守っている祭りも多く見られます。

ここでは、神輿についてご紹介したいと思います。

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そもそも神輿の意味とは?

 

神輿と書いて、「みこし」とも「しんよ」とも読みます。

書いて字のごとく、神の乗る輿という意味合いがあります。

通常は神道のお祭りの際に使われます。

普段は神社にいらっしゃる神様が

氏子町内や別の場所へ移動なさる際に一時的に鎮まる乗り物です。

大抵は担ぎ上げる乗り物になりますが、地域によっては台車である場合もあります。

 

余談になりますが、「だんじり」は神輿ではありません。

神輿行列に随伴するもので、神様の乗り物ではありません。

なので、人が乗ることができます。

 

また、仏教寺院が輿を巡幸させる場合は「御輿」になります。

江戸時代までは神仏習合といって、神と仏が深く結びついていました。

明治に入って神社仏閣が分離されましたが、

祭りは分離されなかったので、寺院でも御輿を担いたお祭りがあります。

中には御霊が載っているそうですが、祭りの本質は同じなのだと思われます。

 

神輿を担ぐ意味とは?簡単に説明

 

では、神輿を担ぐ意味とは何になるかというと、

一般的な祭りでは、神様の威光により、

社の外の地域の厄災や穢れを清めていただく意味があるのです。

 

神輿を激しく揺さぶる動作には、神の霊威を高めて五穀豊穣や大漁を願う意味があるとか。

 

さらに、肩に担ぐのも、人より高い位置にすることで

神様を敬愛する気持ちを表しています。

確かに、神輿を直接地面に置いているのは見たことがありません。

 

ところで、「けんかまつり」って知っていますか?

けんか神輿ともいう場合もあるようですが、神輿を激しくぶつけ合うお祭りです。

かなり荒々しいですが、結構各地で見られるようです。

 

この場合は、「占い」の要素が含まれてきます。

勝敗によって神意を問い、その年の吉凶や豊作などを占うのです。

 

ただし、祭りによっては意味がかなり異なっており、地域によっては、

「神様の船にくっついた牡蠣を振り落した」故事に則ったいわれや、

ぶつけ合うことが「神婚」を意味する場合もあったりするので、

調べてみるのも面白いと思います。

とりあえず、ぶつけ合うのは神様の意志のようですので、ご安心ください。

神輿を担ぐようになった歴史をわかりやすくご紹介

 

そもそも神輿を担ぐようになった起源は、諸説あるようです。

 

通説として狩猟時代に行われていた収穫祭の祭壇が起源であるとされています。

移住生活であったため、その都度祭壇は取り壊されていたのですが、

農耕時代になり、人々が定住するようになると

神様にも定住してもらうために社が作られました。

そして、神様の移動のために神輿ができ、担ぐようになったと言われています。

 

文献上に神輿が現れたのは奈良時代になります。

九州で起こった「隼人の乱」の平定のため、

時の朝廷が軍を派遣した際に、宇佐八幡宮にも勅使を派遣して戦勝を祈願したところ、

「(八幡神自らが)神軍を率いて討伐に行く」と神託が出たため、

八幡神を乗せる神輿を作ったとされています。

 

さらにその後に聖武天皇が東大寺に大仏を建立する際、

これを助けるために宇佐八幡神が屋根に

鳳凰を乗せた輿に乗って奈良の都にやってきたと言われ、

この時の輿が「神輿」の原型とされています。

 

平安時代になると奈良京都を中心にして、この神輿が一般化されていきました。

そして長い年月を経た今でも、鳳凰をかたどった神輿が主流となっています。

 

神輿を担ぎたいならどうしたらいい?

 

さて、祭りの風物詩とも言える神輿ですが、

どうやったら担ぐことができるかご存知でしょうか?

担ぐ人が決まっていて、誰でも参加できないと思っていませんでしょうか?

 

最近では担ぎ手が少なくなってしまい、神輿をやめているお祭りもあったりします。

とはいえ、担ぎ手を広く募集したところ、

祭り自体が無茶苦茶になってしまい、祭りがなくなってしまったなんて例もあったりします。

 

なので、担ぎたい人は、

  1. 担ぎ手である人から紹介してもらう
  2. 自治体で募集している場合に参加する
  3. 神輿会に加わる

 

という方法があります。

初心者ならば、①あるいは②になるでしょう。

参加条件も決められている場合があります。

なぜなら、神輿を担ぐのは体力仕事で、

バランスが崩れてしまうと大怪我につながってしまうからです。

 

そのため、神輿の規模によっては女性や子供はお断りしているケースもあります。

大きな祭りですと女神輿や子供神輿もありますので、そちらに参加しましょう。

男性のみが担ぐ神輿とは違って華やかだったり、

可愛らしかったりするので、こちらも人気だそうです。

 

神輿を担ぐ際は実際に担ぐ人数の2~3倍くらいは必要なので、

チャンスはあると思われます。

揃いの衣装を着て威勢良く神輿を担ぐ姿は祭りの華ですよね。

神輿を担ぐときは、こちらもご覧ください↓

 

神輿を担ぐ意味や歴史:さいごに

 

神輿について紹介してきましたが、最後に注意点を申し上げたいと思います。

神輿は神様の乗るものですので、失礼があってはなりません。

また、多くの人の手で作り上げたものや、代々受け継がれてきた貴重なものである場合もあります。

 

なので、以下は最低限守ってください。

  • 神輿にむやみに触らない。
  • 神輿の前で写真が撮りたい場合は周囲にいる管理者に声をかける。
  • 高いところから「あからさま」に見下ろさない。

祭りの神輿は練り歩くパワースポットと言えるでしょう。ご利益をいただきに見にいきませんか?

神輿の服装!女性 男性 子供のお祭りの衣装の着こなしについて

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