油を放置するとどうなる?揚げ油の保存方法と再利用について

油を放置するとどうなる?揚げ物の油の保存方法と再利用について家事
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家で天ぷらや揚げ物を作ったあとの油ってみなさん、どのように片付けていますか?

つい、何日かそのまま鍋に放置してしまった…なんて方も結構いるのではないでしょうか。

 

また、揚げ物をするのに1回しか使っていない大量の油を捨ててしまうのも、もったいなくて…

結果、放置してしまってる方もいるかと思います。

私もケチなので、残った油は大切に保存してその後何度か使用します^^;

油を放置するとどうなるのか、どのくらい使用できるものなのか、今回は油についてまとめました。

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油を放置するとどうなる?置いとくのはだめ?酸化する?

 

使用した油をそのまま鍋に放置してしまったことって、必ず1回はみなさんあるのではないでしょうか?

でも、腐った臭いもしないし…このまま置いとくのはダメ?って疑問ですよね。

 

実は、油って腐らないんです!すごいですよね!

半永久的に使えちゃうかもしれませんよね!

…なんて、そんなことはもちろんありません。

 

腐らないのは本当です。でも、油は酸化してしまうんです。

つまり、腐敗はしないけど劣化はするということです。

 

油が酸化してしまう原因としては「空気・熱・光」の3つが挙げられます。

鍋に油を入れたまま放置なんて、この3つにさらしっぱなしになり、油の酸化はどんどん進んでいってしまいますね。

 

では、どうして油は劣化しても腐りはしないのでしょうか。

食品が腐ってしまうのには、細菌や微生物が関係しているのですが、

細菌や微生物は水分がないと活動できません。そもそも油には水分が含まれていません。

なので、油では細菌や微生物が活動できないため、油は腐らないということです。

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放置して酸化した油は使えないの?

 

「劣化してしまっただけなら、まぁまぁ…油としては使えるんじゃないの?」

とも思いますが、酸化した油はトランス脂肪酸が発生してしまいます。

 

この、トランス脂肪酸ってやつなんですが、私たちの体内の善玉コレステロールを減らし、

悪玉コレステロールを増やしてくれるという、なんともまぁ、健康に害をもたらす脂肪酸なんです。

だからといって実際のところ、酸化した油を使って調理した物を食べたからと言って、

その日や翌日に何か症状が出るようなことはありません。

 

しかし、酸化した油を使い続けていくと…

悪玉コレステロールが増えると、血液はドロドロ

→血管の内壁にコレステロールがくっつく。血管が硬くなる。(動脈硬化)

→コレステロールが血管の内壁にどんどんくっついて血管が詰まる

→心臓の血管が詰まったら心筋梗塞。

脳の血管が詰まったら脳梗塞。

肺の血管が詰まったら肺梗塞。

 

という感じで、悪いことしかありません。

また、血管の内壁にくっついていた、コレステロールの塊が剥がれ、血液の流れに流されて、

途中で血管を詰まらせることもあり、脳血栓症、肺血栓症などとなることもあります。

 

すごく怖い病名がズラっと出てきましたが…酸化した油を使い続けると、

このように少しずつ体に毒を溜め込んでいくことになってしまい、重大な病気の予備軍になってしまうんです。

「酸化した油は使えない」のではなく「酸化した油は使わない」が正解です!

残った油の保存方法・保存場所

 

揚げ物などで使った油は1回使ったら、やはり捨ててしまうしかないのでしょうか?

トランス脂肪酸についても心配ですし、やたらと放置したくないですね。

でも、やっぱりちょっともったいないですよね。

 

実は、油の酸化を防いで保存することで、数回の再利用やしばらくの保存が可能になります。

その方法をご紹介します。

 

揚げ物が終わったら、油が熱いうちに網じゃくしで、揚げカスをしっかり取り除きます

(注):このとき、揚げカスを1箇所にまとめておくと発火の危険があるので気をつけてください

 

保存容器の上に油濾し紙をセットした濾し器を置き、油に熱が残っているうちに油をいれます。

ポイント:油は冷めると粘りが出て濾しにくくなるので、注意してください。

また、濾し紙はコーヒーフィルターやキッチンペーパーでもOKです。

※保存容器は油ポットや、なければビンでも代用出来ます。

ビンの場合は遮光のため、アルミホイルでビンの回りを覆ってください。

 

保存容器に入れた油が冷めてから蓋をします。

ポイント:油が熱いうちに蓋をしてしまうと、容器内に蒸気がつき、油と水分が混ざってしまうので要注意です。

 

そして、シンク下など冷暗所で保存します。

 

前述しましたが、油は「空気・熱・光」で酸化が進みます。

なので、このような手順で「しっかり揚げカスを濾し」「油が冷めてから容器の蓋をして」「冷暗所に保存」すれば、再利用・保存が可能です。

でも、1度は使った油なので早めに消費してくださいね!

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残った油は何日持つ?

 

腐りはしないけど、酸化してしまう油は実際、どのくらい使用でき、どのくらい日持ちするものなのでしょうか。

目安となる例を3つ紹介しますね。

 

3〜4回使用したら捨てる

油は何回も使っていると酸化してきてしまいます。3〜4回の使用で、捨てるのが最適だと言われています。

4回以上の使用になってくると、油の酸化がかなり進み、トランス脂肪酸の発生も多く、体に有害な油となってしまいます。

 

2週間~1ヶ月経過したものは捨てる

残った油の保存方法や状態にもよりますが、全く使わなかったとしても酸化は進みます。

1度使って、しっかり保存していても、2週間~1ヶ月経過してしまっているものは捨ててしまった方が良いでしょう。

 

油の劣化サインが出てきたら捨てる

油にはサラダ油やごま油、オリーブオイルなどさまざま種類があり、

それぞれ再利用可能の頻度や保存可能期間も異なる場合があります。

そんなとき、油の劣化サインを知っていれば「これはもう再生利用は限界だな」などすぐ判断出来ますよね。

油の劣化サイン その1:粘りが出てくる

油は普通、トロトロしていますが、劣化した油はドロドロ・ネバネバします。

 

油の劣化サイン その2:低温でも煙が出てくる

揚げ物の際、煙なんか普通はでませんが、もし煙が出たのなら、その油は劣化しているというサインです。

 

油の劣化サイン その3:変な臭いがする

劣化した油は独特な不快な臭いがするので、すぐにわかると思います。

 

油の劣化サイン その4:泡が消えにくい

揚げ物をしたときに、劣化した油はビールのような細かい泡がたくさん出て、消えにくくなります。

 

油の劣化サイン その5:色が濃い・濁っている

サラダ油なんかはキレイな淡黄色ですよね。劣化した場合はウーロン茶のような茶色く、濃い・濁った色になります。

 

 

油を放置するとどうなる?:まとめ

 

油は腐りませんが、時間とともに劣化し、そのまま放置すると酸化してしまいます。

保存方法や保存期間に気をつけて、油の劣化サインを見極めましょう。

また、酸化した油は人体に有害な成分が発生してしまうので、使わないようにしましょう。

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