(上記の画像はイメージです)
そろそろお花見の季節ですね。
熊本県南阿蘇村にある“一心行の大桜”。
樹齢400年余りの一本の山桜です。樹高14m、枝の差し渡しが東西21.3m、南北26.0mと桜の木としては最大級です。
この地の武将であった峯伯耆守惟冬(ほうきのかみこれふゆ)の菩提樹とされていて、
惟冬と家臣の御霊を弔うために、一心に行をおさめたということから「一心行」の名前が付いたとされています。
昭和初期に、落雷を受けて幹が6本に裂けたため、ドーム型に広がる樹形に
なりました。さらに、平成の2度の台風で、枝が折れてしまい、ドーム型がハート型
になってしまいました。2016年の熊本地震やその後の豪雨に耐え現在も毎年
見事な花を咲かせてくれています。
天気が良ければ、空の青色と桜のピンク色と菜の花の黄色のコントラストが抜群に
素晴らしいですよ。
私も友達に一心行の桜の話を聞いて一度行った事があります。
その時は、まだドーム型の樹形で大きな桜の木のピンク色と菜の花の黄色が
とてもきれいでしたよ。
そんな一心行の大桜の屋台や駐車場、混雑状況や穴場スポットなどについて、ご紹介します。
一心行の大桜の基本情報
所在地
熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3226-1
アクセス・行き方
【電車】南阿蘇鉄道中松駅から徒歩15分
【車】九州自動車道熊本IC、または九州自動車道益城熊本空港ICから約60分
料金
無料
見頃
例年3月下旬から4月上旬。ただし、年によって多少変わります。
一心行の大桜の駐車場
一心行公園は2000年代に入ってから周辺の公園化が進められて、
駐車場の環境整備が進んでおり、桜の時期には近隣に臨時駐車場が
設けられるため、駐車場の混雑の心配はあまりありません。
臨時駐車場と合わせて収容台数は700台くらいです。
しかし、舗装されていない駐車場でも現在は500円の駐車料金がかかります。
私が行った時には、まだ駐車場は無料でした。
駐車場というよりは、広い原っぱに停めただけの様な感じでしたが・・・(^^;)
そう思うと500円が少々高いような気がしますが、大桜の健康管理のために
利用されているのかもしれませんね。駐車料金というより“桜の木保護
協力金”のように言い方を変えれば、観光客も快く払えそうな気がしますね。
一心行の大桜の屋台
一心行公園では、毎年3月下旬~4月上旬頃(桜の開花に合わせて)に
“南阿蘇桜さくら植木まつり”が開催されます。
イベント会場には、地元食材を使った食べものの屋台があったり、地元の特産品や
植木などが販売されます。飲食にはまず困りません。
あか牛の串焼き、あか牛肉めし、肉そば、アスパラベーコン串、ちくわ・練り物、
桜コロッケ、山菜おこわ、手づくり弁当、漬物・お惣菜、焼きそば、いきなり団子など。
青空の下で大自然に囲まれ春の空気を感じながら食べるなんてサイコーですね!
(^^)!子供にも大人にも人気のさくらソフトクリームや摘みたてのみずみずしい
イチゴはデザートにどうですか?
また、レジャーシートを持っていって
手作りのお弁当を食べながらのお花見もいいですね。
一心行の大桜のライトアップ
さて、昨夜ですが
南阿蘇の一心行の大桜まで行ってました(´∀`)結婚記念日だったので、平日でしたが遠出してみました( ˘ω˘ )
ライトアップも今日までだったみたいなので…❗️片道1時間半でしたが、何故か余裕やんと思ってた…
バイクに乗り出してから距離感覚がおかしくなって来てます( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/ncdKTCwJVp— つっち〜@mt25 (@OWL_mt25) April 3, 2018
平成16年の台風で大枝が2本折れてしまったため、樹木が大変傷んだ状態だったため、
一時期ライトアップは中止されていました。
しかし、 「くまもと緑の財団」による手厚い養生で、樹木の活力が中程度にまで
回復しました。現在は時間短縮や光を弱めるなどの対策をとりながらライトアップが
再開されています。天候によっては、中止になる場合もあります。
ライトアップの時間は期間中の3日間、19時~21時となっています。
一心行は高地のため、日が沈むと冷え込みます。
ライトアップを見に行かれたい方は防寒対策をしっかりしていくことをオススメします。
昼間とはまた違った美しさが見られるますよ。
一心行の大桜の混雑状況
一心行はやはりお花見スポットなので、満開時期の土日は混雑しますよね。
平日でも、お昼ごろにはなかなかの賑わいです。
駐車場に入る2キロくらい前から渋滞になります。
一心行公園まではほぼ1本の道のりですので、少しの渋滞は覚悟しておいたがいいですね。
混雑を少しでも避けたい人は、朝早くや夕方に行くのがいいです。
平日でも10時くらいには渋滞が始まることも。お昼前が一番の混雑となります。
渋滞に巻き込まれた場合、逃げ道がありませんのでご注意ください。
車での渋滞がどうしても嫌だという人は、電車で行くことも可能です。
南阿蘇鉄道「中松駅」より、徒歩15分です。渋滞を気にせずのんびりと
電車に揺られるのもいいですよ。
一心行の大桜の見どころ
もうすぐ春ですね!熊本の春といえば「一心行の大桜」🤗
菜の花と桜のコントラストがとっても綺麗です!
一緒に熊本でお花見したいなぁ。
みなさんは熊本で何をしたいですか? pic.twitter.com/Jg2xitrxO7— acopia friendship international (@AcopiaI) March 7, 2020
一心行の大桜の見どころといえばやはり、雷に打たれ、数回の天災にも耐え今現在も
見事な花を咲かせて一本立ちする姿ではないでしょうか。
広大な大自然の中、菜の花と同時に咲く景色は実に見ごたえがありますよ。
一心行の大桜の穴場スポット
穴場スポットとして、一心行の大桜だけではなく、せっかくなので熊本の桜名所めぐりはいかがでしょうか。
近くには、“高森峠千本桜”という桜の名所もあります。
一心行の大桜から車で15~20分の距離なので、開花時期も同時期です。
高森峠は、九十九曲がりと呼ばれる道路沿線に、ソメイヨシノなど約7,000本の桜が咲きます。
ここは峠道のため、ドライブをしながら比較的長く桜を見ることができます。
また、南阿蘇鉄道「中松駅」から車で5分の所にある“熊本県野外劇場アスペクタ”は、
熊本県内でも人気のお花見スポットです。
広大な阿蘇の自然と美しい桜に大人から子供までのんびりと楽しめます。
ご家族でお花見ピクニックなんていいですね。
一心行の大桜のその他の情報
一心行の大桜の開花情報は、桜情報テレホンサービス TEL 0967-67-3321で
聞くことができます。
熊本では開花してから平均7日前後で8分咲き~満開になります。
一気に満開になる可能性も高いです。
見ごろが3日間ほどしかない熊本県南阿蘇の一心行の大桜。
機会を逃さないようにしっかりチェックして素敵な景色を見に行ってくださいね。
また、桜まつりの時期にはイベントに合わせて
臨時の仮設トイレも設置されますので、そちらを利用してください。
一心行の大桜の屋台や駐車場:まとめ
大桜の周辺には美味しいグルメスポットも多いので、家族連れでも、デートでも
楽しめます。私のおすすめは“道の駅 あそ望の郷 くぎの”のあか牛レストランです。
あか牛は赤身が多くかつ適度な脂肪分も含み、旨味と柔らかさ・ヘルシーさを兼ね備えており、
お腹いっぱい食べてももたれにくいと評判。メタボは気になるけど美味しい物は止められない!
という方におすすめですよ。
美しく力強い一心行の大桜を見ながら、大自然の風を感じながら美味しいものを
食べに、ぜひ南阿蘇へ行ってみてはどうですか。
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