(上の画像はイメージです)
春の花見の時期にとてもにぎわうスポットがあります。
春先の桜情報とリンクして、梅、桜等々、たくさんの花が咲きたくさんの人でにぎわう公園が福島市にあります。
それが、花見山公園です。花見山公園では、一年中草花や花木が咲き誇ります。
そんな福島県の花見山公園について、駐車場や見頃の時期、混雑状況、場所取りやトイレ情報など、地元ならではのこと、詳しくご紹介しますね。
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花見山公園の桜のお花見:基本情報
花見山公園は、福島市の郊外にあります。写真などそのほか基本情報はこちら→ 花見山公園
花見山について…
①福島市の渡利地区にあり、住宅地を抜けたところにある、さほど高くない丘(山)
②花見山公園は私有地…花農家の阿部さんという人が戦中から家計の為に花を育て、私有地である雑森林を開墾して花・木を植え始めました。
③一般公開…昭和34年一般公開される。「自然の花の美しさをひとりで見るのはもったいない。万人のものにしたい」と言い、無料で解放するようになりました。
④故・秋山庄太郎…写真家の故・秋山庄太郎さんが「福島に桃源郷あり」と言い、花見山に魅了され毎年訪れていました。
現在は、秋山庄太郎写真コンテストなどがあります。
所在地
福島県福島市渡利
アクセス
バスで
花見山までのバスがあり、福島駅から「花見山号」に乗車して行くことができます。
15分~20分間隔で出ているのでたくさんの人が並びますが、けっこう早めに乗車できます。
往復運行しているので、安心です。
また、路線バスもあります。福島交通の「渡利南まわり」と書かれているバスで行け、時間に余裕がある人ならば、路線バスで向かうのもありなのでは…。
下車して20分くらいは歩くので、水分補給も忘れずに!
タクシーで
福島駅からタクシーで行くこともいいですね。「花見山定額タクシー」というタクシーがあり、乗車時に『花見山定額で』と伝えるといいですよ。
マイカーで
東北自動車道福島西ICから国道115号・4号・114号バイパス経由で約30分。
東北自動車道福島飯坂ICから国道13号・4号・114号バイパス経由で約30分 です。
マイカーの場合は、花見山周辺がたいへん混み合い、交通規制がかかることもあります。
交通規制は、4月上旬~中旬くらいまでです。(AM7:00~PM5:00くらいまで規制)
マイカーの乗り入れ規制などの情報や、混雑状況を知ることができるルートマップやエリアマップを活用してみるのもいいと思います。
福島市観光コンベンション協会や花見山観光復興協議会のホームページでも花見山情報を知ることができます。
高速などで来られる方には、福島西ICより道案内の看板が出ているので、安心だと思います。
駐車場については、後述していますので見出しを参照ください。
花見山公園の桜の花見の見頃時期…
花見山の桜の花見の見頃の時期ですが、その年の気温によって違ってきますが、だいたいは4月の中旬~4月の下旬に見頃をむかえます。
花見山公園の桜のお花見の駐車場情報
花見山公園の駐車場は、トップシーズン(花見の頃)でなければ近くの駐車場に駐車することが出来ます。
混雑する時期だと、少し離れた河川敷に臨時の駐車場がつくられます。そこに車を停めて、シャトルバスで花見山へ向かいます。
休日になると、近くの小学校の校庭が臨時駐車場になることも。
臨時駐車場から花見山までは徒歩だと15分くらいなので、歩きながら道ばたの花を見ながら行くのもオススメですよ。
花見山公園の桜の花見の場所取り
花見山は一般的な花見の出来る公園とは違っていて、散策をしながら、花をみるようなところです。したがって、場所を確保して花見をするようなところは無いです。
公園の頂上あたりに「あづま屋」という休憩所があり、散策の疲れを取ることができます。お茶など飲むことも出来ます。
公園内には多数の散策コースがあり、自分にあったコースを選び、ゆっくりと花の見る事が出来ます。
自由に満開の花を写真に納めたりと楽しみ方もいろいろです。インスタ映えのスポットもありますよ!
花見山公園の桜のお花見の混雑状況
花見山はいろいろな草木の花が年間を通して咲きますが、トップシーズンの4月になると、たいへん混み合います。
特に土曜日、日曜日は混雑です。
花見山は門などもないのでいつでも散策できますが、平日の早い時間帯だと比較的すいていておすすめです。
ただし、私有地なので早朝は避けた方がいいです。
花見山公園の桜のお花見のトイレ情報
花見山公園ではトイレは常設してあり、車イス対応トイレや子ども連れにはうれしいベビーシート設置のトイレもあります。
花見山公園の桜のお花見:福島の名産品
花見山のふもとには物産ブースがあり、地元のおいしいものや野菜などが並んでいるので、おみやげとして購入しお買い物も楽しむことが出来ます。
休むスペースもあり、一息つくにはもってこいの場所になっています。
福島駅からバスで来る場合は、福島駅の西口にある『コラッセふくしま』という物産館に立ち寄ってみてはどうでしょうか。
この物産館には、ふくしまの名産品がたくさん置いてあり、
- 会津の山塩
- 二本松の地酒
- 喜多方のラーメン
- 飯坂温泉の温泉玉子
- イカ人参
などのたくさんの食べ物、土湯温泉のこけし、会津のあかべこなどの物産品などがところ狭しと並んでいます。
是非とも立ち寄ってもらいたい場所です!!
花見山公園の桜のお花見:ふくしま花案内人
観光ボランティアガイドによる、福島市の花の名所や観光資源を案内するガイドの人たちがいます。
花見山公園では、30分、45分、60分のコースがあり、そのコースの見所やスポットに駐在していて、花の説明やビューポイントなどを説明してくれます。
ボランティアの人たちは黄色のジャンパーに緑のぼうしをかぶっているので、知りたいことがあったら声をかけてみてくださいね!
花見山公園の桜のお花見:バリアフリー
身体の不自由な方や歩行困難な方でも来れるよう「ふくしまバリアフリーセンター」がサポートしてくれます。また、杖や車イスの貸し出しもしています。
おもしろいところだと『JINRIKI』というけん引式車イス補助装置なるものも貸し出ししてくれます。
簡単にいうと、人力車の持ち手の部分だけを車イスに装着する感じです。
車イスで行ける「ゆずりあいコース」もあります。
花見山公園の桜のお花見:まとめ
花見山は個人の私有地ですが、今では、福島の春と言ったら花見山と言ってもいいほど有名な観光の名所となりました。県内外、海外からたくさんの人が訪れます。
福島県は、気候のせいかほぼ同じ時期に、梅、桜、桃の花が咲く珍しい地域です。その他にも黄色や白などの花ばな、足元には菜の花、カタクリ、スミレといった花も咲き誇ります。
山一面が花でおおいつくされ、その見ごたえといったら言葉が出ないほど圧巻です。毎年、毎年いろんな顔をみせてくれる花見山、リピーターが多い理由がわかります。
たったひとりが始めた花、木の植樹。花の美しさに感動した人たちが一人一人と増え、
今では地域の人びとや福島市民が花見山をずっと残していこうと協力し、維持していく活動をしています。
そんな花見山の春はもう始まっています。ロウバイがキレイに咲いていて、少しずつ梅のつぼみも膨らみはじめてきています。
早くたくさんの花が咲き誇る、山全体が花で飾り付けされる花見山を早く見たいし、今年もたくさんの人に花見山を見てもらいたいです。
↑同じく福島県のお花見スポットといえば、こちらの信夫山公園も必見です!
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