トマト缶は栄養ない?栄養素や栄養成分は?生のやジュースと比べて

トマト缶は栄養ない?栄養素や栄養成分は?生のやジュースと比べて食べ物
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トマト缶が最近、値段が安くなっています。

主婦にとっては、とてもうれしいことです。

生のトマトも1年中手に入りますが、手軽なトマト缶も使ってしまいます。

でも、トマト缶だと生トマトと比べて栄養はないのか、栄養成分とか違いはあるのでしょうか?

そんな疑問にお答えします。

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トマト缶は栄養ない?

 

缶詰の食品は、高温高圧加工がしてあります。

多くの缶詰を製造する工程は、材料を生のまま入れて調味液を加え、

フタを乗せ、高温高圧を加えることで調理と缶の封、殺菌を同時に行います。

 

ですから、お魚は骨ごと入っていても全部食べられますし、お肉もとても柔らかくなっています。

果物の缶詰もシロップを入れて、高温高圧の加工段階でシロップ煮になるように工夫されています。

トマト缶も、生のトマトとトマトジュースまたは、トマトピューレを一緒に缶に入れてから加熱してあります。

こうすることで、加熱して溶けだしたビタミンなどの水溶成分は缶の中のジュースに溶け込んでいます。

加熱して失われる栄養成分もありますが、加熱することで濃縮されて、生のトマトより栄養成分が増すものもあります。

 

また、流通の都合により、現在の日本では生のトマトは青いうちに収穫されています。

店頭でよく見かける「桃太郎」という品種は、流通に時間がかかっても大丈夫なように改良されたものです。

 

それに比べて、トマト缶に使用されているトマトは畑で完熟したトマトを使用しています。

厳密に言うと、同じ野菜でもハウス栽培と露地物(屋外の畑などで栽培すること)では栄養価は異なります。

収穫時期によっても栄養価に違いがあります。

野菜でも果物でも、露地栽培で完熟した状態が栄養価は最も高く、充実した状態になっています。

その点で言うと、露地栽培で完熟トマトを使用したトマト缶は、ハウス栽培の生のトマトと比べても、栄養がないとはいえません。

 

トマト缶の栄養素・栄養価・栄養成分や効能・健康への効果

 

トマト缶のホールタイプに使用されているトマトは、細長い形をしています。

これは、加工用のトマトで旨味の強いサンマルツァーノという品種が中心になっています。

このサンマルツァーノはイタリアントマトの代表で、特大の唐辛子のような形をしています。

この加工用の品種のトマトは、生食には不向きですが、加熱すると美味しく食べられます。

このような特徴を生かして、トマト缶やピューレ、ペースト、ケチャップ、ウスターソースなどに加工されています。

 

また、カットタイプはロマーノ(ローマ)種という品種が多く使われています。

この品種は丸い形で酸味のバランスが良く、果肉がしっかりしています。

ただ、缶詰のカットタイプ全てがロマーノ(ローマ)種ではなく、サンマルツァーノも混在しています。

 

さて、トマト缶の栄養成分ですが、ホールとカットではほとんど違いはありません

スーパーでよく見かけるホールはトマトピューレ漬、カットはトマトジュース漬と商品名には表示されています。

どちらもトマトの固形分だけでなく、内容全体の栄養表示です。

先ほどお話した、水溶成分も溶け込んだものです。

 

注目して欲しいことは、トマト缶の栄養成分の最大の特徴は「リコピン」が多いことです。

もともと、畑で完熟した加工用トマトは、生食用のトマトよりリコピンやビタミン類を多く含んでいます。

その上、リコピンは加熱されることで増えますので、生のトマトより多くなっています。

 

では、このリコピンの効能や健康への効果を見ていきましょう。

リコピンは抗酸化作用で有名です。

抗酸化作用は、体調不良の原因となる活性酵素を除去する働きのことです。

そして、活性酵素は老化の原因にもなります。

リコピンは活性酵素に効果があるといわれるビタミンEよりも高い抗酸化力を持っています。

つまり、トマト缶で非常に高いアンチエイジング効果を得ることができます。

 

トマト缶の塩分・カロリー

 

トマト缶は多くの場合、食塩無添加です。

トマト缶の塩分は、一般的なサイズの400gサイズで0.1g以下です。

これはホールタイプの数値で、カットタイプはこの半分以下つまり0.05g以下です。

 

トマト缶のカロリーは、どちらも400gサイズで約90kcalです。

商品によって、食塩添加タイプもありますので、購入の際にお確かめください。

 

次の項目で栄養成分を表示しています。

トマト缶のカロリーは、話が違うと思われるかもしれません。

食品成分表のトマト缶は水煮タイプです。

現在販売されているトマト缶はトマト+トマトジュース・トマトピューレが多くなっています。

液体のカロリーや栄養価を含んだ数値で、この項目ではお話をしています。

ご了承ください。

トマト缶と生トマト・トマトジュースとの栄養成分の比較

 

食品100g当たりの栄養成分です。(日本食品成分表七訂版 追補2017年)

・リコピンは食品に表示されているものを参考にしています。

・トマト缶ホールは食塩無添加の水煮タイプです。

・トマトジュースは食塩添加タイプです。

・トマトジュースは食塩無添加のものであれば、ナトリウムは6mg、食塩相当量は0gで、その他の数値は無添加のものとほぼ同じです。

 

トマトミニトマトトマト缶ホールトマトジュース
エネルギー19kcal29kcal20kcal17kcal
タンパク質0.7g1.1g0.9g0.7g
炭水化物4.7g7.2g4.4g4.0g
ナトリウム3mg4mg4mg120mg
カリウム210mg290mg240mg260mg
マグネシウム9mg13mg13mg9mg
0.2mg0.4mg0.4mg0.3mg
β―カロテン540μg960μg570μg110μg
ビタミンK4μg7μg5μg2μg
ビタミンB10.05mg0.07mg0.06mg0.04mg
ビタミンB20.02mg0.05mg0.03mg0.04mg
ビタミンC15mg32mg10mg6mg
食塩相当量0g0g0g0.3g
リコピン3mg8mg12.5mg10~15mg

 

驚異の数字が出ました。

ミニトマトが、多くの栄養成分でトマトを上回っています。

最初にお話をしたように、現在の生のトマトは流通に都合の良い品種に改良されています。

いわゆるピンク系トマトです。

 

それに比べてミニトマトは、トマト缶やトマトジュースに利用される赤系トマトです。

赤の色が多いほどβーカロテンなどの人の体に良い効果をもたらす栄養成分を多く含んでいます。

実は、我が家にトマト星人がいます。

小さい頃からトマトが大好きで、話せるようになった頃からミニトマトを指名です。

「大きい方より美味しい」と譲りません。

子どもの味覚はあなどれません。

 

美味しいものは、栄養成分も高くなります。

ミニトマトの味の濃さは、栄養価の高さを物語っています。

こうして比較してみると、加熱による栄養価の変化が一目でわかります。

加熱によって増えたもの、減ったもの。

この特徴を最大限に生かしましょう。

 

トマトダイエットとトマト缶

 

トマトダイエットをご存知ですか?

トマトダイエットでは、トマトに含まれる脂肪燃焼作用が効果を発揮するといわれています。

生のトマトであれば1日に大きいサイズのものを2個、ミニトマトであれば17個くらい食べると良いといわれています。

 

トマトジュースであれば、600ml~700mlが目安とされています。

トマト缶は、400gサイズで固形量240g。

生のトマトの大きいサイズ2個で、約400~500g。

 

単純に比較はできませんが、トマト缶であれば、1日に1缶を食べるとダイエット効果を期待できます。

先ほどのトマト缶と生トマト・トマトジュースとの比較で塩分を見ると、

トマトジュースだけでダイエットをするには塩分超過となってしまいます。

 

トマト缶を一度に1缶全部を食べることは大変ですが、スープにしたり、リゾット風に使うと、1日で食べることは無理ではありません。

また、夏野菜である生のトマトは体を冷やすので、トマトダイエットを続けていると体調を崩すことも考えられます。

 

もし、トマトダイエットをやってみようと思われる方は、生のトマトだけを食べ続けるのではなく、トマト缶の日も作って挑戦してください。

トマト缶のホールタイプは20分くらい煮込むと甘味を引き出すことができます。

ホールタイプに使用されているトマトは、うま味成分の強いものです。

このうま味成分は、グルタミン酸で、出し汁のうま味成分として有名です。

 

ですから、トマト缶のホールタイプは煮込むことで、甘味だけでなく、うま味も引き出します。

それに加えて、オリーブオイルを調理に使うと脂溶性の成分の効果をより取り込むことができます。

脂溶性のリコピンは、温めることで増えてアンチエイジング効果もアップします。

そして、トマト缶は生のトマトよりも安いので、経済的に大変うれしい効果もあります。

 

トマト缶は危険?危険性は

 

トマト缶は危険という意見があります。

これはトマト缶に限らず、缶詰の内側に金属の腐食を防ぐために塗られている

有機化合物のビスフェノールA(BPA)が原因といわれています。

 

このビスフェノールAは、摂取してすぐに影響が出ることはありませんが、

年数が経ってから女性ホルモンに影響を与えるといわれています。

今まで安全と言われていた数値よりも少ない量で、動物実験の段階で確認されただけです。

人体ではまだどのような影響を与えるかわかっていません。

 

現在、世界中で詳しい実験や調査を行っています。

国内産の缶詰容器は、業界の自主規制により、ビスフェノールAが非常に低く抑えられています。

国内に流通する食品缶詰の7割が外国産の缶詰容器です。

飲料用はほとんどが国内産の缶詰容器です。

 

最近はパック詰めやパウチ包装のトマトペースト、1回分の使いきりタイプのピューレも販売されています。

気になる方は、こちらの缶詰以外のペーストやピューレを使うか、国産のトマト缶を使ってください。

 

いずれの食品にしても、同じ商品を使い続けることは避けてください。

また、トマト缶など缶詰を使いきれなかった場合は、ガラスの容器に移し替えラップをして冷蔵庫で保管しましょう。

果物やお魚、お肉などどの食品でも、絶対に缶のままで保存することはやめましょう

 

基本的に、缶詰は開けると酸化が始まります。

缶は金属ですので、酸化すればサビの原因になります。

缶詰は常温で保存できますが、開封して使いきれない時には、ガラスの容器に移し替えることを忘れないでください。

 

この他、最近のプルトップ型(パッカンタイプ)の缶詰は、缶切りを使って開けるものより、強度は弱くなっています。

賞味期限前でも、缶がサビたり、膨らんでいる時には中身が変質している可能性があります。

大きめのタオルでくるんで、中身が飛び散ってもいいように準備をして、そっと開けてみます。

 

中身に異常がなければ、早めに食べましょう。

色やニオイが変わっている時は、何らかの原因で雑菌が繁殖している可能性がありますので、自治体のきまりにしたがって、分別して処分しましょう。

トマト缶の危険性について、詳しくはこちらの記事でどうぞ↓

トマト缶が危険なのは嘘?瓶や紙パックなら危険性なし?なぜ安い?

 

トマト缶は栄養ない?栄養科・栄養成分は:まとめ

 

いかがでしょうか。

トマト缶の栄養成分について、ご理解いただけましたか?

生のトマトも美味しいのですが、トマト缶にはトマト缶の良さがあります。

どんなに良い食べ物でも、ばっかり食べはよくありません。

多くの食材を取り入れて、バラエティー豊かな食生活にしましょう。

 

豊かな食生活は、体に良い影響を与えるだけでなく、精神的にも良い影響があります。

太陽の恵みをたっぷり受けたトマト。

ぜひ、あなたの美容と健康のために取り入れてください。

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