トマト缶が危険なのは嘘?瓶や紙パックなら危険性なし?なぜ安い?

トマト缶が危険なのは嘘?瓶や紙パックなら危険性なし?なぜ安い? 食べ物

生のトマトと違い、トマト缶はいつでも安定した価格で手に入るため、常備しているご家庭も多いと思います。

でも、「トマト缶は危険だ!!」なんて話、聞いたことありませんか?

なんでトマト缶は危険と言われているのか、そんな危険と言われているものが販売されていていいのか、ということについてまとめました。

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トマト缶が危険と言われるようになった理由

 

トマトは、酸性の食べ物です。

鉄やアルミなどの金属は酸に長期間触れた状態にしていると、腐食してしまいます。

そのため、缶詰では内部をビスフェノールAというプラスチック樹脂でコーティングして、金属の腐食を防いでいます。

この樹脂が食べ物に溶け出しているから危険である、と言われるようになりました。

 

ビスフェノールAを多量に摂取すると神経や乳腺、前立腺に影響が出る、思春期早発を引き起こすと言われています。

ホルモンバランスに影響を及ぼす、いわゆる「環境ホルモン」と呼ばれるものになります。

 

「トマト缶は危険」は嘘なのか?危険性は

 

では、トマト缶は危険かどうか、ですが、一般的には嘘になります。

でも、一部で気をつけなければならない場面もあります。

それについて詳しくご説明しますね。

 

ビスフェノールAは先程も言いましたように、多量に摂取すると体に害があります。

許容量としましては体重50kgならば1日2.5mgまでと言われています。

 

では、トマト缶の中身に溶け出ているビスフェノールAの量ですが、

危険視されていることもあり、厚生労働省でも基準が設けられ、管理されています。

現在の缶詰は、そもそものビスフェノールA使用量自体がわずかになっています。

トマト缶ではその溶出量はわずか0.025ppm程度になります。

 

このppmは割合の単位であり、1ppmは0.0001%。

液体の濃度について用いいる場合は近似的に1ppm=1mg/L=1μg/ml。

よって、一缶400mlとして、溶け出しているビスフェノールAは10μgとなります。

1日許容量までは約250缶になります^^;内部のトマトと液体を総て食べてです。

1日に250缶なんて、現実的にはありえない数字になりますので、普段の生活では問題になりません。

 

では、気をつける場面とはどういうことかというと、

このビスフェノールAは、動物実験ではありますが、胎児や乳児には微量でも影響があったというのです。

これは、胎児や乳児にはビスフェノールAを無毒化する機能が発達していないからと思われています。

よって、妊婦さんはトマト缶をなるべく避けるように注意喚起されています。

 

妊娠中は多くの内服薬のみならず、今やカフェインまでも避けるようになっています。

影響がわからない限りは避けるべきものに、缶詰も含まれています。

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トマトの瓶、紙パックであれば安全なのか

 

それでも、トマト缶詰が怖い。妊娠中でもトマト缶が食べたい。

そのような場合は、トマトの紙パックで保存されているトマトが良いと思います。

瓶はトマトの酸で腐食しないので、ビスフェノールAを使用する必要がありません。

紙パックも内部のコーティングは必要ですが、ビスフェノールAフリーのものが多くあります。

 

ではなぜトマト缶は安いのか

 

トマト缶は安く手に入る食品です。

どうして安いのかというと、生トマトと違い、規格外のトマトが使えるからです。

 

野菜を作るとき、大きさが適切ではない、キズがある、形が悪いなどの理由で

店に並べられないものがどうしてもできてしまいます。

そういうトマトは、大抵破棄されてしまうのです。

ロスとなる野菜ができてしまう分、値段が高くなるのです。

 

一方、缶詰用に生産する場合はそのロスがほとんど出ません。

そのために、安く値段を抑えることができます。

また、海外トマトも材料に使えます。

特にイタリアは気候がトマト栽培に適しているため、日本よりも安くトマトを栽培できます。

また、日射量も多いため、リコピンを多く含んだトマトができます。

 

なお、栄養価的にも、完全に熟したトマトを収穫後すぐに加工し密封するので

生トマトとなんの遜色もありませんし、旬のトマトを缶詰にできるので、

時期によっては生トマトよりも栄養価は上になることもあります。

 

旬で大量に栽培されたトマトを使用するからこそ、トマト缶は安く作ることができるのですね。

 

「トマト缶が危険」は嘘?:おわりに

 

トマト缶の危険性についてご紹介しました。

トマト缶にかかわらず、鉄やアルミが腐食するような缶詰ではビスフェノールAは使用されており、

それが食物に溶出していることが危険であるとされています。

どれくらい摂取したら危険であるかは先ほど述べましたが、

もっと少ない量でも影響があるという記事も出ており、避けるべき成分であるとされています。

 

近年は、ビスフェノールAを避けた缶詰もありますが、

別のコーティングはなされているでしょうし、言ったらきりがないかもしれません。

もちろん、これを完全に避けたからと言って、前立腺や乳腺の病気にならないわけでもありません。

 

1番良いのは缶詰を含め、様々な食品を食べていくことなのだと思います。

そもそも、トマト缶に限らず、缶詰の食品はその食材の最も良い時期を選んで

作られているものであり、美味しく、栄養価も豊富です。

柔らかく、食べやすくなっており、レシピだって沢山あります。

いろんな食品を使って、豊かな食生活を築きあげていけたら、と思います。

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