紅葉はなぜするのか子供にわかりやすく説明するときの方法!

紅葉はなぜするのか子供にわかりやすく説明するときの方法! 年中行事

「ねえ、お父さん、お母さん、どうして紅葉するの?」

親としては、子供の疑問には答えたい!

でも、子供の疑問ほど答えにくいものはないですよね。

お母さんお父さん、もみじが紅葉するメカニズムをご存知ですか?

そこで、どうして紅葉するのかをわかりやすく説明します。

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紅葉はなぜするのか?子供に聞かれたときの答え方

 

なぜ、紅葉するのか?

紅葉のメカニズムを、科学用語を駆使して答えるのは、専門家の受け売りで何とかなるものです。

でも、子供に説明するのは、とても大変なことです。

もしも、子供に「どうして紅葉するの?」と聞かれた時、あなたはどうしますか?

 

子供の年齢にもよりますが、理想の答え方があります。

「どうしてかなあ?一緒に調べてみよう!」

これが良いのです。

子供が不思議に思うことは、興味を持っている証拠です。

その気持ちを育てることが、将来につながります。

勉強嫌い、理科嫌いにならないように。

お母さんお父さん、ここが勝負です。

 

それでは、紅葉のメカニズムを解説します。

紅葉する木は季節を感じている?

紅葉するのは、秋です。

木が季節を感じているのです。

秋になって、太陽の日差しが届く時間がだんだん短くなり、気温も下がります。

そうなると、木も「秋が来たなあ」と感じます。

 

木にとっての秋は、光合成に表れます。

光合成に必要な、水と空気と日光の中で、日光の量が減っていくのです。

すると、光合成もできなくなります。

光合成ができなくなると、葉っぱも必要なくなります。

そうはいっても、光合成を多少は行います。

 

そこで光合成でできた栄養分は、運ばれないで葉っぱに溜まっていきます。

栄養分が貯まった葉っぱは、日光が当たるとアントシアニン色素を作ります。

アントシアニンの色は赤色です。

アントシアニン色素が目立ってくることが、紅葉の赤色です。

子供に紅葉をわかりやすく説明する方法は?

子供が小学生であれば、簡単な実験をやってみましょう。

日光が当たる所が赤くなるものといえば、リンゴです。

お父さんお母さんは、「合格リンゴ」をご存知ですか?

文字や絵のシールを貼ると、その部分が赤くならないで白く残ります。

 

先ほどのアントシアニン色素による紅葉の原理は、「合格リンゴ」と同じです。

モミジやナナカマド、ソメイヨシノが近くにあれば試してみてください。

紅葉が始まった葉っぱの一部にアルミホイルをつけて、日光の当たらない部分を作ります。

数日後、そのアルミホイルを外すと、周囲と色が異なることがわかります。

これが、紅葉の仕組みを理解できる実験です。

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紅葉はなぜ赤や黄色など、暖色に変わるのか?

 

今までは、紅葉の仕組みについて説明をしました。

でも、赤色に変わる話をしただけで、黄色に変わる話をしていません。

そこで、次に黄色に変わる黄葉(おうよう)について説明します。

 

黄色に変わるメカニズムは赤色と違う?

紅葉というぐらいですから、赤く変わる葉っぱが多いのですが、黄色に変わる葉っぱもあります。

代表的なものはイチョウです。

イチョウの葉っぱの黄色の色はカロテノイドです。

 

カロテノイドは春から夏の葉っぱにも含まれていますが、圧倒的に緑色が多いので、隠れています。

ところが、秋になって葉っぱが枯れて緑色の色素のクロロフィルは

どんどん分解されていきますが、カロテノイドは分解されにくいので、目立つようになります。

これが、葉っぱが黄色になる黄葉のメカニズムです。

 

どうして紅葉は暖色に変わるのか?

この章の最初に戻りましょう。

どうして紅葉は暖色に変わるのか?

秋になって日光の量が減り、光合成も活発に行わなくなって、

葉っぱの緑色の色素が減っていくから。

そう、結局は光合成で作る緑色の色素が減ったことが原因です。

 

そして、どうして赤色になるものと黄色になるものがあるのか?

木の種類です。

その証拠に、ひとつの木で紅葉する葉っぱと黄葉する葉っぱが混在することはありません。

紅葉はなぜするのか子供にわかりやすく説明するときの方法!

モミジとカエデの違いは?

 

それでは、紅葉に関する豆知識をお伝えします。

モミジもカエデも英語でJapanese maple「日本のカエデ」です。

ということは、モミジとカエデが違うものと感じるのは、日本だけです。

 

モミジとカエデの違いは、形の違いといわれています。

モミジは切れ込みが深い方で、カエデは切れ込みが浅い方です。

ところが、最近ではゲノム解析によって解明され、形が異なっても分類が同じものも確認されています。

何でもわかるというのも、罪作りなものです。

 

モミジの語源とカエデの語源は?

紅葉を赤くなるものと黄色くなるものがあり、

赤くなるものを紅葉、黄色くなるものを黄葉(おうよう)と使い分けてきました。

では、モミジの語源とカエデの語源について説明します。

 

モミジの語源はベニバナと関係あり!

モミジの語源は「もみち」です。

「もみち」は昔の言葉で「もみづ」という動詞からきています。

ベニバナから染料を揉みだし、水に色がしみ出すところからきていて、次第に色が変わっていくことを指します。

実際の紅葉も一度に色が変わるわけではなく、徐々に変わっていきます。

 

また、万葉集には黄葉と書いて(もみじ)または(もみじば)と読ませているものもあります。

もちろん赤色を紅葉の色としている歌もありますが、黄色い方が多いそうです。

 

カエデの語源は手?

一方のカエデの語源は、カエルの手です。

カエデは日本では、切れ込みが浅い方でしたね。

水かきがあるので、切れ込みが深くないわけです。

昔の日本人は、よく観察しています。

 

そこで、昔の日本人の観察眼を表す言葉をご紹介します。

ソメイヨシノは紅葉というよりは、緑色からオレンジ色に葉っぱの色が変わります。

真っ赤にはならないソメイヨシノの紅葉は、桜紅葉(さくらもみじ)と呼ばれます。

何とも風流な言葉であり、やはり日本人にとっての桜は特別な存在だと感じます。

 

まとめ

 

どうして紅葉するのと聞かれたときの答え方はお分かりいただけましたか?

木が冬を前に準備するから又は、動物が冬眠するように、木も冬モードになるための準備をするから。

この答えが、最もわかりやすく正確です。

子供にきかれて、無理にその場で答える必要はありません。

わからなければ、一緒に調べれば良いのです。ね、お母さんお父さん!

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